最近世間で湯シャンがひそかに流行っているけど、単純に考えて臭そう…
若い子ならまだしも、40過ぎた女性に清潔感がないのは致命的です。
白髪が減ったり薄毛予防になったり、メリットが多くてやってみたい!
でも臭かったらどうしよう…と思った矢先に5日間外出しなくていい期間ができたので実験してみました。
湯シャンが気になるけど、臭そうで踏み切れない人の参考になればと、今回の体験をまとめてみました。
湯シャンは臭い?汚い?5日間実験してみました

今回はどのくらい清潔感がなくなるのかを実験するために、5日間湯シャンだけを試してみました。
その他、今回の実験はこんな条件で取り組みました。
- 重曹は使わない
- 湯シャン後はトリートメント使用
- ドライヤー時はオイルトリートメント使用
- スタイリング剤は使わない
本来は重曹とクエン酸で臭いを取るのですが、なしでどのくらい臭いのかを試してみたかったんです。
トリートメントは本来の湯シャンでは使わないのですが、私は超ロングヘアなのでさすがに絡まってしまうため、首から下だけトリートメントを使うことにしました。
1日目
いつもはシャンプー剤で2回シャンプーするので、さすがに湯シャンだけだと洗い足りない、というのが本音です。
ですが皮脂のせいか、ダメージが少ないせいか、いつもより髪がしっとりまとまりがある気がします。
頭皮を触ると皮脂が気になりますが、髪はそこまで汚れていませんでした。
2日目
なんとなくしっとりしていて、臭いが気になるような気にならないような。
「気のせいかな~」くらいなので引きこもって自分が我慢する分には許容範囲内です。
手ぐしの感触が柔らかくなり、髪質がイイ感じに変わりました。
3日目
手ぐしで皮脂が手に付き始めました。
髪全体が重いのに、手触りがふわふわして柔らかい不思議な感覚です。
皮脂さえなければベストコンディションな髪質なんですが…
4日目
洗っても汚れが取れていない感覚で、すごくシャンプー剤を使いたい欲求と格闘しました。
ドライヤーも乾きにくくて時間がかかります。
5日目
手触り的には最高のコンディションで「ここから余分な皮脂だけなくなったらいいのに」と思うくらい。
見た目的に不潔感はないのですが、臭い気がして無意識に髪を触る回数が増えます。
一人暮らしで引きこもっていられるなら湯シャンにハマりそうですが、翌日息子の個人面談があるので今回はここで終了にしました。
湯シャンは臭い?

湯シャンは2日目から臭いがするんじゃないかと気になりました。

子どもに頭皮を直接嗅いでもらったら変な臭い認定されました…
湯シャンで頭皮の汚れの7~8割が取れると言われていて、取りきれなかった皮脂が酸化したことで、頭皮独特の臭いになってしまうようです。
自分ではなかなか臭いを確認できないので何とも言えませんが、自分より背が高い人が満員電車で隣にいたら臭いそう、というのが今回の結論です。
私は職種的に臭いNGで、職場に嗅覚が鋭い人がたくさんいるので完全に湯シャンに切り替えるのは難しそうです。
でも対面して会話する分には5日目でも臭くないと言われたので、普通のデスクワークなら問題なく過ごせるレベルです。
湯シャンは汚い?


お風呂に入ってない人って髪の毛がべたべたしていてすぐ気づくことありませんか?
湯シャンはべたついたりフケが出たり汚なそうと心配でしたが、5日目で不潔な見た目にはなりませんでした。
手ぐしで手に皮脂が付きますが、見た目的にはべたついているというよりもまとまっている程度です。
フケ・かゆみは驚くほどゼロでした。
結論:清潔感が気になるなら3日に1度はシャンプー剤


今回の【5日間湯シャン実験】の結論としては、2日連続の湯シャンが清潔感を保つ限界だと感じました。
3日に1度はシャンプー剤で皮脂を取った方が、人に近づいたときにも不快感を与えないでしょう。
湯シャンをした次の日は、質のいいヘアオイルをちょうどいい量まとったようなしっとり感があります。
湯シャン上級者になると皮脂分泌が減って皮脂臭さが軽減されますが、そこまでたどり着くのにどうしても一度不潔な状態になってしまうとのこと。
毎日外出や人に会う私には上級者になるのはちょっと難しそうなので、様子を見つつたまに湯シャンという付き合い方がちょうどいいと感じました。
湯シャンのメリット


今回湯シャンに取り組んだのは、こんなメリットがあると聞いたからです。
【湯シャンのメリット】
・髪のパサつきが改善できる
・薄毛予防
・白髪改善
・皮脂分泌の正常化
・節約
私は白髪が一番の悩みなのですが、5日間試しただけだとさすがに効果を実感できていません。
ですが剛毛でアホ毛多めの髪質が、湯シャン2日目から柔らかくてしっとりまとまった質感になったのが感動でした。
湯シャン中は「もっと皮脂を洗いたい」とモヤモヤでしたが、べたつきを我慢してもやる価値はありそうです。
湯シャンが臭くなりにくいコツ


今回湯シャンでそこそこきれいな状態を保てたのは、正しい方法で丁寧に湯シャンをしたからです。
湯シャンってお湯だけで本当にきれいになるもの?
と始める前は半信半疑でしたが、丁寧にやれば汚れが7割くらい落とせます。
乾いた髪をブラッシングで予洗い
まずは髪を丁寧にブラッシングします。
ブラッシングには
- 毛の絡まりを取る
- 毛についたホコリを取る
- 頭皮の皮脂を毛髪になじませる
- 頭皮をマッサージする
といった目的があり、湯シャンには欠かせない工程です。



私が使ったブラシはこれ。
スペック高いのにお買い得♪


- 豚毛で優しくホコリを除去
- ピンが頭皮をマッサージ
- 掃除ブラシ付きで汚れた髪にも遠慮なく使える
湯温は38度
お湯の温度は38度に設定します。
理由は皮脂を落としすぎず、残しすぎないちょうどいい温度が38度だからです。
湯シャンは「本来頭皮に必要な皮脂を残すこと」が目的なので、熱いお湯でガシガシ洗うのではなく、ぬるま湯で優しく洗いましょう。
頭皮の汚れを指の腹でマッサージして落とす
指の動きも大事で、指で頭皮をこするのではなく、頭皮を優しく押して皮脂を押し出すイメージが近いです。
こすると刺激ですっきりしますが、摩擦で髪に優しくないうえあまり皮脂が取れません。
手全体をうごかすのではなく、指を動かして頭皮をマッサージするように洗うのがコツです。
最後に~湯シャンは1~2日程度ならやる価値あり!
普段シャンプー剤で洗いなれている人は、湯シャンに切り替えたときに落としきれない皮脂がどうしても臭います。
私の場合は2~3日目から至近距離で臭いが気になるようになりました。
ただししっかり洗えば家族に不快感を与えるほどの臭いはせず、柔らかくてまとまりのある髪質になりました。
髪に優しいので、健康的な髪を目指す人はやってみる価値はありますよ。
しっかり洗うにはブラッシングで予洗いをして、38度のお湯で頭皮をマッサージするように洗うのがコツです。
白髪・薄毛・かゆみなど、髪や頭皮に悩みを抱えている人はぜひ試してみてくださいね。
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